AutoLISP の最新リリースで行われた変更の概要は次のとおりです。
AutoCAD 2022
新しい関数および変更された関数はありません。
AutoCAD 2021
- 新機能
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- AutoCAD AutoLISP Extension for Visual Studio (VS) Code - Windows または Mac OS 上で VS Code を使用して AutoLISP ファイルを編集およびデバッグできるようにします。AutoCAD AutoLISP Extension を使用して AutoLISP ファイルをデバッグするには、システム変数 LISPSYS を 1 または 2 に設定する必要があります。LISPSYS を 0 に設定すると、AutoLISP ファイルの編集とデバッグに従来の AutoLISP エンジンと Visual LISP IDE が使用されます。
- Mac OS での DCL のサポート - DCL を使用して定義したダイアログ ボックスを AutoLISP で表示できるようになりました。Windows でサポートされているすべての DCL タイルは Mac OS でもサポートされていますが、Mac OS ではすべてのタイル属性がサポートされているわけではありません。
- 変更点
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次の関数は、Unicode 文字列/コードをサポートするように更新されました。
- 旧機能
- Visual LISP IDE (Windowsのみ) - Visual LISP (VL) IDE は廃止され、将来のリリースでは削除されます。AutoCAD AutoLISP Extension for Visual Studio (VS) Code を使用して、新しい AutoLISP プログラムを作成したり、既存の AutoLISP プログラムを更新することをお勧めします。VL IDE を使用して AutoLISP ファイルを編集およびデバッグするには、LISPSYS を 0 に設定する必要があります。
AutoCAD 2020
新しい関数および変更された関数はありません。
AutoCAD 2019
新しい関数および変更された関数はありません。
AutoCAD 2018
新しい関数および変更された関数はありません。
AutoCAD 2017
新しい関数および変更された関数はありません。
AutoCAD 2016
- 変更点
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osnap: 指定された点にオブジェクト スナップ モードを適用して取得した 3D 点を返します。この関数は、qui モードを受け入れなくなりました。qui モードを使用すると、他のモードが指定されていても、nil の値が返されることになります。
- 旧機能
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- getcfg - acad20xx.cfg ファイルの AppData セクションからアプリケーション データを取得します。
- setcfg - acad20xx.cfg ファイルの AppData セクションにアプリケーション データを書き出します。
注: getcfg 関数と setcfg は互換性を保つために現在も使用できますが、今後のリリースで削除される可能性があります。これらの代わりに vl-registry-read および vl-registry-write 関数を使用することをお勧めします。
AutoCAD 2015
新しい関数および変更された関数はありません。
AutoCAD 2014
- 新機能
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- 変更点
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- findfile - AutoCAD のサポート ファイル パスと信頼できるファイル パスを検索します。関数は、新しい信頼できるアプリケーション パスを検索するように更新されました。
AutoCAD 2010
- 変更
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- help - ヘルプ機能を呼び出します。HTML ドキュメントのサポートを追加するように関数が更新されました。