IFC ファイルを開く

Revit を使用して IFC ファイルを開く(読み込む)と、Revit は、既定のテンプレートを使用して新しいモデルを作成します。

注: 既存のモデルの参照情報として IFC ファイルを使用するには、[Link IFC]ツールを使用します。
  1. (省略可能) IFC ファイルを開く前に、[IFC オプションを読み込み]ダイアログを使用して、次の操作を実行します。
    • IFC ファイルで使用する既定のテンプレートを選択します。
    • 注: 既定のテンプレートを選択しなかった場合、Revit オプションの[ファイルの場所]セクションの先頭に表示されているテンプレートが使用されます。
    • Revit によって IFC クラス マッピング ファイルがロードされます。
    • 使用する Revit 機能に必要なジオメトリ データが IFC ファイルに含まれていることを確認します。詳細については、「読み込まれたジオメトリについて」を参照してください。
  2. [ファイル]タブ [開く] (IFC)をクリックします。
  3. [IFC ファイルを開く]ダイアログで、読み込む IFC ファイルにナビゲートし、選択します。

    必要な場合は、[ファイルの種類]で、開くファイルの種類(ifc、ifcXML、ifcZIP)を指定します。

    注: 直交座標系で多数のまたは大きな負の値を持つ IFC ファイルでは、ジオメトリが予期しない位置に配置される場合があります。負の値を最小限に抑えるために、IFC ファイルを作成するアプリケーションを使用して作業することをお勧めします。

  4. (省略可能)要素を自動的に結合しない場合は、[Auto-Join Elements]をオフにします。

    このオプションがオンになっている場合(既定)、壁は自動的に他の壁または柱に結合します。このオプションをオフにすると、読み込み処理のパフォーマンスが向上し、結果をさらにコントロールすることができます。

  5. (省略可能) [わずかに軸を外れた線分を修正]オプションは既定で選択され、軸からわずかに外れた(0.1 度未満)線を自動的に修正します。この機能によって、これらの線分から生成される Revit 要素の問題を回避できます。外構図を読み込む場合は、このオプションをオフにできます。
  6. [開く]をクリックします。

    Revit により、既定のテンプレートを基に新しいモデルが作成されます。読み込み処理の詳細については、元の IFC ファイルと同じフォルダにある <ifc_file>.ifc.log という名前のログ ファイルを参照してください。