バックアップ ファイルの最大数やファイルの保存に関連するその他の設定を指定するには、[ファイルの保存オプション]ダイアログを使用します。
[ファイルの保存オプション]ダイアログを開くには、アプリケーション メニューから[名前を付けて保存]を使用して、[名前を付けて保存]ダイアログで[オプション]をクリックします。
- 最大バックアップ: バックアップ ファイルの最大数を指定します。
既定では、ワークシェアリングでないプロジェクトには 3 つのバックアップがあり、ワークシェアリング プロジェクトには最大 20 のバックアップがあります。
- 保存後、これを中央モデルに指定: ワークセットが使用可能な現在のファイルを、中央モデルに設定します。
- ファイルを圧縮: ワークセット使用可能なファイルを保存するときに、ファイル サイズを縮小します。Revit の標準の保存では、新しい要素と変更された要素だけを既存のファイルに書き込みます。 これにより、ファイルは大きくなる場合がありますが、保存処理にかかる時間は短縮されます。圧縮処理は、ファイル全体を書き換え、スペースを節約するために使われなくなったデータを削除します。圧縮処理は通常の保存よりも時間がかかるため、ワークフローが中断されてもよい場合に圧縮オプションを使用します。
- 既定のワークセットを開く: ローカルで開く場合に使用する中央モデルの既定のワークセットを設定します。このリストから、ワークシェアリング ファイルを保存すると、常時既定で[すべて]、[編集可能]、[最後の表示]、または[指定]のいずれかのオプションが使用されます。このオプションをユーザが変更するには、[ファイルの保存オプション]ダイアログで[保存後、これを中央ファイルの場所に指定]を選択し、新しい中央モデルを再度保存することしかありません。ローカル モデルでは、変更されたオプションを更新するために[最新版の再ロード]ツールを使用することができます。
既存の中央モデル内のこの設定を変更するには、[名前を付けて保存]を使用してファイルを再度保存し、[保存オプション]により調整します。
ローカルで開く場合は、プロジェクトを開くたびにこの既定の設定を上書きすることができます。この上書きは、上書きが行われた作業セッションにのみ影響し、次回ファイルを開くときには既定値に戻されます。
- プレビュー: プロジェクトを開いたり保存するときに表示するプレビュー イメージを指定します。既定値では、このオプションが[アクティブ ビュー/シート]です。 Revit では、開いているビューからのみプレビュー イメージを作成できます。[ビュー/シートが最新でない場合は再生成]を選択すると、プロジェクトを開くか保存するときに、Revit でプレビュー イメージが更新されます。このオプションは、複雑なモデルでは相当のリソースを要します。このオプションは、プレビュー イメージを頻繁に更新する場合にのみ使用してください。